伊豆箱根鉄道へ直通! 185系特急踊り子号

修善寺駅に停車する185系東京から伊豆方面に向かう特急踊り子号。185系という旧国鉄時代に製造された車両を使い続けていることで有名です。

古い車両を使い続けているのにはいくつか理由がありそうですが、その理由の一つが”直通先が多いこと”だと思っています。

例えば常磐線特急や中央線特急はJR東日本管内で完結しますし、東武直通特急もJR東日本と東武鉄道の2社で完結します。特急踊り子号も基本的にはJR東日本と伊豆急行の2社で完結しますが、平日2往復、土休日3~4往復運行されているいわゆる”修善寺踊り子”は、なんと3つの会社を跨いで運行されています!

東京~熱海間はJR東日本、熱海~三島間はJR東海、三島~修善寺間は伊豆箱根鉄道。JRを跨ぐ列車が削減されまくっているこのご時世で、JR2社を跨いだうえに私鉄に直通する特急は日本全国を見渡してもここだけです。

JR東日本と伊豆箱根鉄道はまだしも、JR東海に至っては熱海~函南~三島のたった2駅のためだけに乗務員を用意しなきゃいけないという、非効率極まりない列車。そもそもJR東海からすれば「修善寺行くなら東京~三島で新幹線乗ってくれよ」って話でもあります。それでもしぶとく生き残っているのは、伊豆箱根鉄道沿線の観光界が東京直通特急の運行継続を熱望しているからでしょうか。

伊豆箱根鉄道線内は乗車券だけで乗れる特急踊り子号

修善寺駅に停車する185系

踊り子号は特急列車ですが、伊豆箱根鉄道線内は乗車券のみで乗れる快速列車扱いです。でも通学定期券で乗るのはNGらしい。学生が大量に乗ってきたら、特急らしい車内環境が維持できないという事でしょうか。

特急踊り子114号乗車記

修善寺駅運賃表

修善寺駅の運賃表。踊り子号停車駅に限らず、東海道新幹線各駅や、東京電車区間の大部分の駅までの切符も購入できます。

修善寺駅電光掲示板

特急踊り子号は普通列車の間を縫って走ります。

修善寺駅に停車する185系

修善寺駅名標

修善寺駅名標

修善寺駅に乗り入れる踊り子号は5両編成。東京行きの自由席は11号車,12号車の2両です。乗車率は3割くらい。平日なんでそんなもんです。

伊豆箱根鉄道線内は単線なのでJR線内と比べるとスピードは出ませんが、それでも80km/h以上は出しています。地方私鉄としては十分なスピードかと思います。

だいたい20分くらいで三島駅に到着。三島駅はJRと伊豆箱根鉄道の改札が完全に分かれていて、踊り子号はJRホーム1番線に着きます。

三島駅に停車する185系

三島からはJR東海の乗務員にバトンタッチ。東京駅を目指します。

ここからは特急料金が必要になるんで、僕は下車(←ドケチ)。三島から乗ってくる人がいたのが意外でした。

185系修善寺踊り子の今後

185系は新型車両E257系に置き換えられることが確定していますが、伊豆箱根鉄道に直通する列車の処遇まではわかっていません。ほんのわずかの列車のためにJR東海や伊豆箱根鉄道の乗務員が訓練を受けるのか、そもそもこんな手間な列車を今後も走らせ続ける意味はあるのか。先行きは厳しいかもしれませんが、車両が変わっても、是非とも残ってほしいものです。

2018年3月23日訪問

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