長野新幹線あさま号用のE2系N編成や、スーパーあずさのE351系など、”後輩”にあたる車両が続々と引退して廃形式になる中、細々と生きながらえてきた長野総合車両センター所属の189系。
最後まで残ったあさま色のN102編成は、ムーンライト信州号やおはようライナー号として、定期的に営業運転を行っています。
特に、平日朝に塩尻→長野間で運行されるおはようライナー号は、乗車整理券さえ買えば誰でも気軽に乗れるということで、最後の1本になった189系を手軽に楽しむにはうってつけの列車です!
塩尻駅は6時57分発!
早起きが苦手な人には、ちょっと早い時間ですね。松本地区以外からだと、前泊が必要。
まぁ最後の1編成だし、それくらいのことはしてもいいのかなぁ……と思って前泊しました!!
塩尻駅3番線には、すでに189系N102編成が入線していました。
どうやら長野5時10分発の回8214Mで塩尻まで回送されてくるようです。この回送列車が塩尻に着くのが6時24分だそうで、塩尻駅では30分間も189系が停車しているシーンを眺めることができます。
僕は寝坊したんで、慌てて撮影して、整理券買って、車内に飛び込みましたが(汗)。
ASAMAのロゴマークも健在!
信越本線の横川~軽井沢間の廃止とともに189系があさま号として運用されることがなくなってから20年以上が経っても、「ASAMA」のロゴマークは健在!
どうやら2015年2月に入場した際に復活したらしいです。
リクライニングシートが並ぶ車内
車内には、長野支社特有の青と薄緑のモケットをまとったリクライニングシートが並んでいます。
1~5号車は普通のリクライニングシート、6号車は簡易リクライニングシート。同じ料金を払うなら、1~5号車に乗ったほうがお得ですね!
明科~長野間はノンストップ!
おはようライナーは、塩尻を出ると松本、田沢、明科の順に停車し、明科の次は長野駅まで止まりません! 篠ノ井駅も通過します。
松本~田沢間の車窓です。
こちらは、田沢~明科間。
松本、田沢、明科でお客さんを拾った後は、一気に長野駅まで走り抜けます!
僕はあろうことか爆睡してしまいました。当然、日本三大車窓も見逃しました(笑)
目を覚ました時には、すでに長野駅到着放送が流れていました。
なんと、鉄道唱歌チャイムのファンサービスも!!
長野駅到着後の様子
長野駅に到着した後は、お楽しみの幕回しタイム!
あさま色にはやっぱり”あさま”の幕が似合ってる!!!!
回送幕になって、長野総合車両センターに向かう準備が完了しました。
長野総合車両センターへ向かっていくN102編成。
2019年1月4日訪問