仙台地区グリーンライナーの生き残り JR東日本417系訓練車

皆さんは仙台の電車と言えば、どんな色を思い浮かべるでしょうか?

福島駅に停車する701系

緑と赤の間に細い白のラインがある電車。これが今の仙台地区の電車の基本的なカラーリングです。(いつの間にか赤の部分がピンクになった車両も登場していましたね)

東北地域本社色

国鉄末期の仙台地区の電車はクリーム1号をベースに、緑14号の帯がペイントされた東北地域本社色と呼ばれるカラーリングの車両が一般的でした。別名「グリーンライナー」。

正直Nゲージの商品名でしか聞かないようなカラー名ですが、一応そう呼ばれていたという事にしておいてください(汗)。

717系が登場した頃から、東北地域本社色のクリーム1号の部分はクリーム10号に塗り替えられ、より白に近い塗色になりました。

仙台駅に停車する457系

↑仙台地区の主力だった、急行型車両455系。上の写真は457系ですが、実質455系だと思っていただいて大丈夫です。

仙台駅に停車する717系

↑いわき以北の常磐線を中心に運用されていた717系。

この白と濃い緑の組み合わせがいわゆる「グリーンライナー」。
上で紹介した455系、717系の他、東北本線を中心に活躍していた417系の3系列がこのカラーでしたが、2007年にE721系が導入されると、「グリーンライナー」は瞬く間に置き換えられていきました。

E721系が2007年2月1日に運用を開始して、置き換え対象の417系・455系・717系が同年11月10日には全車両運用終了という恐ろしいスピード感。置き換えが決まったらあっという間に旧型車を駆逐しちゃうところがJR東日本らしいですね。

その後、一気に短編成化しすぎて苦情が噴出した磐越西線で455系の運用が一時復活したのもJR東日本らしい(汗)

利府に残る417系訓練車

2007年に引退して2008年には完全に廃車になった「グリーンライナー」ですが、実は今でもしぶとく生き残っている車両があります。

417系訓練車

訓練車として417系が一編成、まるまる残されています!!現役時代はK−4編成として運行されていた車両です。

訓練用の機械という扱いのため、お客さんを乗せることはできませんが、きちんと自走することはできます。
実質動態保存と言ってもいいでしょう!

417系自体たった5編成のみの影が薄い車両でしたが、意外なことに一番長生きしました。

この訓練車は普段は東北本線利府支線の新利府~利府間にある仙台レールセンターに留置されているようです。
少し奥まったところに留置されていることが多く、写真を撮るには少々難ありですが、興味のある方は一度行ってみるといいのではないでしょうか。

2015年6月21日訪問

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