今回はだらだら旅行記形式の記事です。旅のスタートは水戸駅。
カラフルな水郡線のキハE130系。久慈川に沿って走る風光明媚な路線ですが、今回は乗りません。
いわき以北を走っていた415系1500番台
水戸からいわきを超えて竜田まで直通する列車。原発事故で常磐線が分断される前は原ノ町まで運行されていました。3ドア8両なんで充当車両は415系です。
竜田行きの幕。震災後に追加されました。前4両は勝田止まりで、後ろ4両が竜田まで行きます。
水戸から2時間余りで終点の竜田に到着。しばらく来ない間に、いわき以北は冬季限定で真ん中1つの扉のみ開閉するようになっていました(朝の時間を除く)。
竜田駅舎。駅前には列車代行バスのバス停があります。どうやら南相馬からいわき方面への利用を想定しているみたいで、東京方面からは利用しづらいダイヤになっています。
竜田復旧前の広野駅と同じく、暫定的な通路が設置されています。
竜田駅からの利用者はあまりいません。広野でボチボチ乗ってきて、久ノ浜,四ツ倉,草野でお客さんを拾っていわきに行く感じです。
いわき駅の様子
いわき駅に戻ってきました。
415系1500番台の並び。徐々にE531系に置き換えられているようで、こんな光景が見られるのも今のうちだけかもしれません。2016年3月26日運用終了
磐越東線のキハ110系。磐越東線はいわき口では列車本数が少なく、影が薄い存在。郡山口だと毎時1本程度は運行されているのですが……。
E657系。多分この時点ではすでにスーパーひたち号ではなく、新名称の「ときわ号」に変わっていたはず。スーパーひたち号は全国に「スーパー」を冠した特急を広げるきっかけになって列車ですが、いまどき特急列車に「スーパー」なんて古いネーミングセンスなんでしょうね。全国的にも減少傾向な感じがします。
いわき以北の新しい顔、E531系
首都圏通勤型車両にワンマン乗車口というミスマッチな光景。いわき以北を走るE531系は違和感抜群。
末続駅。久ノ浜と広野の間にある無人駅で、以前から気になっていました。
駅の近くにあるラーメンショップ。営業してるんだかしてないんだかよくわかんない状態。
駅へと続く道。国道6号線から1本入ったところにあるため、通行量は少なめ。
無人駅の割にはきれいに整備されています。
駅のいわき寄りからは太平洋を見ることができます。
先ほどの広野行きが折り返してきました。これに乗って四ツ倉駅まで行きます。
常磐線の中で地味にポイントになる駅。上野方面から四ツ倉までは全区間が複線以上ですが、四ツ倉から仙台方面は単線がメインになります。
駅前にスーパーやドラックストアがあるので、ここで食料を調達。茨城県北や福島県いわき地区でよく見かける「マルト」系列の店です。
今は2面2線のシンプルな構造の駅ですが、どうやら昔はそれ以上に線路があったみたいです。
いわきから折り返してきたE531系で竜田まで。自動放送もしっかり対応していました。
幼少のころから常磐線をよく利用していた私としては、いまだにいわき以北は455系や717系など仙台支社の車両が行きかうイメージがあるので、竜田にE531系が居るというのはなんとなく信じがたい光景です。
2000年ごろには415系の上野発原ノ町行きなんてのもあったとか。
折り返しは竜田発水戸行きということで、いわきでの乗り換えがなかったため爆睡。水戸でしぶしぶ乗り換えつつ、柏からは東武アーバンバークラインに浮気しながら家に帰りました。
2015年3月18日訪問