北陸新幹線の開業とともに姿を消した「快速くびき野」の代替列車として設定された信越本線の快速列車。新潟~糸魚川を結ぶ1往復(2017年3月のダイヤ改正で廃止済み)を除き、使用車両が特急型の485系から近郊型の115系に変わり、大多数の客にとってはサービス低下といえそうな状況になりました。
利用状況はそんな悪い列車じゃないと思うのですが、JRが長距離列車の運行を嫌うせいか、年々運行区年間が短縮されてたり、乗り換えが生じるように……。
特に新井駅発着の列車は、JR東日本とえちごトキめき鉄道の2社に跨るため、利用状況に関わらず、あまり運行したくないかのようにも見受けられます。
えちごトキめき鉄道唯一の115系運用
旧信越本線時代はほとんどの列車が115系で運行されていた直江津~妙高高原間ですが、えちごトキめき鉄道になってからはほとんどの列車がET127系(元JR東日本E127系)で運行されるようになりました。
2019年時点でえちごトキめき鉄道を走る115系は
新潟17:02発→直江津19:16発→新井19:42着
新井20:16発→直江津20:41着
の1往復のみとなってしまいました。
ちなみに、2018年3月のダイヤ改正までは、新潟15:22発新井行き、新井08:51発新潟行き、新井18:09発新潟行きの3本に加えて、送り込みの普通列車1本も115系で運行されていました。
動画
直江津→高田間
高田→上越妙高間
上越妙高→新井間
新井駅に停車中の115系。MG音やブロワー音など