東北ローカル線乗車記 JR五能線 一度は乗りたい絶景ローカル線

今回ご紹介するのは、言わずと知れた絶景ローカル線「JR五能線」です。

路線概要

JR五能線は秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅を結ぶ147.2kmの路線ですが、青森側はすべての列車が弘前駅まで乗り入れています。
五能線の魅力と言えば、世界遺産にも登録されている白神山地と、線路ぎりぎりまで迫る日本海!
特に岩舘駅から鯵ヶ沢駅の間は海に最も接近し、これでもかというほどの大自然を間近で楽しむことができます。
ただし、運転本数が非常に少なく、全線を通して乗るのは至難の業だったりします。時刻表を開いたらたぶん気絶してしまいますよ(笑)

リゾートしらかみ号

五能線を観光利用する際もっともポピュラーなのがリゾートしらかみ号。快速列車なので、青春18きっぷや北海道東日本パスでも乗車することができます。さらに、発着駅が秋田駅と青森駅なので、新幹線からのアクセスも良好!
注意が必要なのは、リゾートしらかみ号は全車指定席だという事。乗車する際は、早めに指定券を確保したいですね。

橅編成

リゾートしらかみ号橅編成(右)。環境に配慮したハイブリット車両HB-E300系です。

リゾートしらかみ号くまげら編成

こちらはくまげら編成。旧式のキハ40系を改造した車両です。

HB-E300系の青池編成というのも活躍していますが、まだこちらの写真は撮影できていません(汗)

普通列車

五能線の普通列車は、全線を乗り通す人のことは想定せずにダイヤが編成されています。東能代駅と弘前駅を移動する際は奥羽本線を使えという事でしょう。圧倒的に所要時間が短いですからね。
全線乗り通すことができる列車は、ダイヤ改正の旅に多少の変動はありますが、上下各3~4本程度。特に、弘前→東能代に向かう場合は選択肢が少なくなります。

五能線の主力車両、キハ40

五能線の主力車両、キハ40系。2018年現在、普通列車は基本的にこの車両で運行されています。

五能線普通列車の魅力

観光利用には使いづらい五能線普通列車ですが、リゾートしらかみ号では味わえない大きな魅力があります。

五能線の普通列車は窓を開けることができます!

それは、窓が開けられるということ!!
昼の便はお客さんも少ないので、周りに気兼ねなく窓を開けることができます。
顔面に吹き付ける風は、とても気持ちいいですよ(微妙な表現ですみません……)。

五能線の旅

東能代駅名標

僕は東能代駅→弘前駅を五能線普通列車で移動することにしました。

東能代駅で発車を待つ五能線キハ40

7時23分発弘前行き

東能代7時23分発弘前行き。
このあと五能線周りで弘前まで行ける列車は10時58分までないので、絶対に乗り遅れるわけにはいきません。

岩舘駅に停車するキハ40

列車は岩舘駅で小休止。五能線の旅の本番はここからです!

五能線の車窓

これでもかというほど日本海を見せつけられます。列車の窓が開くため、直接海風を浴びられるのも嬉しいポイント!

深浦駅に停車するキハ40

深浦駅名標

五能線の中間拠点、深浦駅。僕が乗っていた列車は4分間停車しただけですが、なかには5時間待ちの列車も……。五能線を普通列車で走破するのが難しい原因の一つでもあります。

日本海

深浦駅を出ても、しばらく日本海沿いに走ります。

鯵ヶ沢駅で小休止するキハ40

鯵ヶ沢駅

五能線の青森側の主要駅のひとつ、鯵ヶ沢駅。「あじがさわ」と読みます。ここでも列車待ち合わせのためしばらく停車しました。ツアーで五能線に乗っているお客さんがたくさんいたのが印象的。

五能線の終点、川部駅

川部駅に停車するキハ40

五能線の終点、川部駅。列車はここから奥羽本線に乗り入れて弘前駅に向かいます。進行方向が変わるため、運転士と車掌がポジションチェンジするのが特徴。

弘前駅に到着したキハ40

12時20分、弘前駅に到着です。東能代駅を出てから5時間!
ちなみに東能代駅→弘前駅を奥羽本線で移動すると……
東能代08時26分→弘前10時08分
東能代10時42分→弘前12時17分
なんと東能代駅を三時間以上後に発車した列車のほうが、弘前駅に先に到着してしまうのです!
これは時間に余裕がないと出来ない旅かもしれませんね……。

2017年11月4日訪問