北海道新幹線開業に伴い、JR北海道が所有することになった新幹線車両H5系。
たった4編成しかないため、中々出会うことができません。
先に登場したJR東日本のE5系とほぼ同じ設計の車両ではありますが、少しだけ違う部分もあります。
外観・内装ともにほぼ全て共通の北陸新幹線E7系/W7系とは対照的ですね。
北海道の植物をイメージした紫色の帯
H5系の帯は、ライラックやルピナス、ラベンダーなどをイメージした「彩香パープル」という紫色です。北海道と言えばハスカップも紫色に近いですし、いい色を選んだなと思いました。
紫色の帯を見たら、それは北海道新幹線H5系の証。わかりやすいですね!!
こちらがJR東日本のE5系。E2系などでも採用された「はやてピンク」の帯です。
東北・北海道新幹線の大多数はこの車両で運行されています。
北海道のロゴマーク
これでもかというほど北海道を主張しているH5系のロゴマーク。スタイリッシュかつスピード感もあって、新幹線に似合ったステキなロゴマークですね!
E5系の場合、ここがハヤブサのロゴマークになっています。
内装にも細かな違いが!
実は僕、まだH5系に乗ったことが無いので手元に写真がありませんが、E5系とH5系では内装にも違いがあります。
有名どころだと、車内のドアの色でしょう。JR北海道をイメージした萌黄色でまとめられています。
さらにH5系は普通車でも全席コンセント完備!!
どの席でもスマホが充電できたり、PCで仕事ができたりするのは、大変ありがたいことですね。
ちなみに、E5系も2015年度以降に製造された編成は全席コンセント完備だそうです。
H5系の運用
H5系が使用される列車は基本的に決まっているため、時間さえ合えば、編成数が少ない割には簡単にお目にかかることができます。
2019年現在、
下り:はやぶさ19,33,95号、やまびこ223号
上り:はやぶさ10,24,36号
がH7系で運行されています。
こうやって書き出してみると、やっぱH5系で運行される列車は少ないですね……。
北海道新幹線が札幌に伸びるまで、H5系がレア車両扱いされる日々はまだまだ続きそうです。