北海道ローカル線乗車記 JR札沼線石狩当別~新十津川 列車は1日1往復

新十津川まで一日3往復時代に乗車しているので、タイトル詐欺になってしまいますね(汗)

路線概要

JR札沼線は札幌駅のひとつ隣にある桑園駅と新十津川駅を結ぶ75.6kmの路線です。

2012年6月に桑園駅から北海道医療大学前駅間が電化されてからは、全線を通して走る列車は設定されておらず、札幌~桑園~石狩当別~北海道医療大学間の電車で運行される系統と、石狩当別~北海道医療大学~新十津川間の気動車で運行される系統に完全に分離されました。

桑園~北海道医療大学間は札幌都市圏のネットワークの一端を担っていて、列車の本数も多くなっていますが、北海道医療大学~新十津川間は列車の本数が非常に少ない閑散線区となっています。特に浦臼~新十津川間は1日1往復しか列車が運行されない、日本でも珍しい区間です。

今回は”ローカル線乗車記”なので、後者の閑散線区を紹介したいと思います。

札沼線専用 キハ40形400番台

石狩当別駅に停車するキハ40形400番台

札沼線石狩当別~新十津川間の列車は、札幌から直通する北海道医療大学行きの列車を除き、すべてワンマン運転札沼線専用に改造されたキハ40形400番台が充当されています。客用のドアが黄緑色に塗られているのが、ほかのJR北海道のキハ40系列との大きな違いですね!

全列車1両編成!

石狩当別駅に停車するキハ40形400番台

札沼線の非電化区間は全列車1両編成。それでも座席が余りまくりなのが残念。

こんな状況じゃ、そりゃJR北海道も見捨ててしまいますわ……。

ひたすら石狩平野を走ります……

札沼線の車窓

ひたすら石狩平野を突き進む札沼線。特に大きな変化があるわけでもなく、単調な車窓が続きます。雪の時期だとなおさら……。

貨車を転用した駅舎

北海道のいたるところで見受けられる、貨車を転用した駅舎兼待合室。

札沼線の終点 新十津川駅

新十津川駅に到着したキハ40

石狩当別から約1時間30分で、列車は終点の新十津川駅に着きます。

新十津川駅に停車する札沼線キハ40

新十津川駅に着いた列車は、しばらく停車した後、石狩当別へと折り返していきます。

新十津川駅舎

ようこそ新十津川へ!

新十津川の街自体は結構栄えてるんですけど、札沼線で新十津川を訪れる人は絶望的に少ない。札沼線が不甲斐なさすぎるのがいけない、のかな……?

新十津川駅の時刻表

僕が訪問した2015年時点では、朝昼晩合計3本”も”列車がありました。3本”も”ですよ!

3本でも少ないくらいなのに、これ以上列車を減らす余地はないと思っていましたが、2016年のダイヤ改正では昼と夜の便が廃止され、新十津川駅まで運行される定期列車は9時台の1本だけになってしまいました。まさかこんなことになるとは……。

もはや使ってもらう気もないダイヤとしか言いようがありません。

新十津川駅舎

新十津川駅舎。冬は雪に埋もれていますが、そのほかの季節は花が咲いていたりして絵になる光景が広がっているようです。

日によっては、新十津川駅近くの保育所の子供たちがお見送りしてくれるとか。冬でもお見送りしてくれる日もあるようですが、この日は残念ながら子供たちはいませんでした。

新十津川駅から滝川駅(JR函館本線)へ

新十津川町役場

新十津川駅から徒歩5分ほどのところにある新十津川町役場。

新十津川役場バス停

町役場内にある新十津川役場バス停。ここからJR滝川駅方面に向かうバスが出ています。

北海道中央バス

北海道中央バス。札沼線よりは本数が多い、頼もしい路線バスです(汗)。

石狩川を渡る橋

新十津川駅と滝川駅は石狩川を挟んで約4キロの距離。冬以外の季節は徒歩でも十分移動できる距離です。

滝川駅

新十津川駅からバスで約15分、函館本線と根室本線が発着する滝川駅に着きました。

新十津川の住民が列車で札幌方面へ移動するときは、ほとんどの人が滝川駅から函館本線を使うそうです。
本数的にも時間的にも札沼線が勝てる要素が無いし、当然の結果といったところか。

函館本線が無ければ、札沼線の非電化区間ももう少し栄えていたかもしれませんね。

2015年3月4日訪問

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