旧国鉄色の気動車(ディーゼルカー)を特集してみました。
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特急色
クリーム4号と赤2号の組み合わせ。
電車特急と共通のカラーリングです。気動車特急は比較的早い時期に高性能車への置き換えが進んだため、本線上からはあっさり姿を消してしまいました。

↑八甲田丸の中に保存されているキハ82形。
旧国鉄気動車色
青3号と黄かっ色2号の組み合わせ。
戦前に制定されたカラーです。

↑旧国鉄標準色のキハ20。
準急型気動車色
クリーム2号と赤2号の組み合わせ。

↑真ん中に挟まれているキハ2004が準急気動車色。ひたちなか海浜鉄道で活躍していたが、現在は平成筑豊鉄道金田駅に保存されている。
急行形気動車色
クリーム4号と赤11号の組み合わせ。
このカラーの車両は全国各地を駆け巡ったため、馴染みがある人も多いかもしれません。

↑いすみ鉄道で現在も活躍するキハ28。

↑JR九州で最後まで活躍したキハ65。
一般形気動車色
朱色4号とクリーム4号の組み合わせ。
主にキハ20系やキハ52系で採用されたカラーリングです。

↑一般形気動車色ふうの塗色。JR東日本とJR東海のキハ40の一部がこの色に塗り替えられた。
首都圏色
朱色5号1色。
首都圏で経費削減のために採用されたカラーですが、後に全国に広がっていきました。
民営化後は各地域独自の色に塗り替えられ消滅寸前までいきましたが、JR西日本が合理化のため再びこのカラーを採用しました。

↑JR東日本のキハ40.一部の車両が首都圏色に塗られている。

↑JR西日本の気動車は塗料代を節約するため、大半が首都圏色に塗りなおされた。
以上、6種類の国鉄カラーの気動車の紹介でした。
電車はこちらで紹介しているので、あわせてご覧ください!